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2010年06月09日

一年でこの日だけ、花火をやってよい日 「ぎおん」

 水窪町や佐久間町の一部では6月14・15日のみ、花火をやってよい日といわれています。最近は昔に比べて寂しい「ぎおん」になりましたが、この日は子供たちが花火にお金をつぎ込みます。

 なぜ、この日だけか?このことについて みさくぼ文化財懇話会の
加藤さんにお聞きしましたところ・・・
 祇園の言葉から京都の八坂神社のお祭りと伝えられていますが、水窪のぎおんは津島様のお祭りです。
 誰がぎおんの花火と「津島信仰」を関連させたか資料も伝承もありません。花火が用いられたのは、遠い昔のことでなく昭和初期ではないかと考えれます。
 夏の夜の花火の色と音は山峡の町に強烈なインパクトを与えてのではないでしょうか。
 昭和時代、水窪地方は麦の収穫時期と花火が重なりました。麦ハゼは麦を乾燥させるため家の屋根に届くほどの高いハゼが造られ麦束がぎおん祭りの6月中旬に架けられ、この麦束に花火の火の粉が舞い麦ハゼから火災が発生したこともあり、6月14・15日の両日に打ち上げることに限定し消防団が地区内の巡回警備をし規制をしました。花火の指定日がかえって子供たちのハートに火をつけこの日を楽しみにしたことにより「ぎおんの花火」は初夏の一大イベントに成長したようです。
一年でこの日だけ、花火をやってよい日 「ぎおん」



Posted by 水窪観光協会 at 16:54│Comments(0)
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